上智大学の交換留学制度を使いアメリカで頑張っているセキッズ卒業生(小1~高3まで12年間通学)からとてもうれしいメールが届きました。アメリカの大学の凄さがひしひしと伝わってきますが、勉学以外でも色々と充実した毎日を送っているようですね。セキッズでは他にも成績優秀で費用全額免除で1年間フランス留学している高校生がいます。若い世代もどんどん後に続いてほしいです。

 

関野先生、お久しぶりです。上智大学の○○です。
11月も半ばになり、日本もかなり冷え込んできているようですが、お身体、変わりありませんか。

僕が今いるペンシルベニアは日中でも気温が一桁の日もあり、いよいよ学期終わりが近づいてきたな、と感じています。振り返ってみるとあっという間でしたが、とても多くのことを学ぶことが出来たと感じています。

まず、こちらの宿題の量は日本の比ではありません(日本が少なすぎるというのもあるかもしれませんが…)。二日で100ページほどの論文を課されることもあり、最初はかなり戸惑いました。しかし、読まないとクラスのディスカッションで一言も喋れなくなってしまうので、必死に読んでいるうちに意外と慣れてきました。論文も読み、ディスカッションではセキッズで磨いた能力を存分に発揮していますよ!

しかし僕がこの留学で一番鍛えられたと感じているのは(まだ留学中ですが)、言語能力ではありません。それはマルチタスクをこなす力です。というのも、アメリカでの寮生活は、僕にとって初めて長期間、親元を離れる経験でした。日々出される大量の宿題だけでなく、食事、洗濯、掃除についても自分でこなさなければなりません。加えて、両親が後押ししてくれたこともあり、たくさん旅行もしています。それらの予定を立てることも、楽しいのですが、なかなか簡単には進みません。これらをマネージメントしていく中で、自分自身、自律した生活をしているなと感じています。

留学は自分自身を成長させる、とてもいい経験となっていると思います。改めて、留学を考えるきっかけを作ってくれたセキッズに感謝しています。本当にありがとうございました。

異文化での生活なので慣れないことも多くありますが、残り1か月半ほど、多くの経験をして日本に帰りたいと思っています。そして、先生もご多忙とは存じますが、もしお時間に都合がつけばぜひお会いして、お話をしたいです。最後になりますがお身体に気を付けてお過ごしください。